在宅診療について
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在宅診療とは

ひとりで出かけることが難しくなった方や、自分の家で最後まで暮らしたいという方には訪問という形で診療を行っています。
在宅診療には訪問診療と往診のふたつがあります。
訪問診療とは、これからは定期的にうかがって診療をしましょう、快適に暮らしていけるように医療や介護、福祉の方と連絡をとって診療していきます、なにかあれば夜間や休日などでも往診をします、というお約束で行う診療です。連絡先を伝えてあらかじめ予定を立てて行っています。
それに対して往診とは、いま急に具合が悪いので診てほしいというときに対応する診療です。あらかじめ訪問診療をしている方の場合は24時間で対応しています。でもふだんは歩ける方や訪問診療を行っていない方、全く新患の方の場合は原則として往診での対応はしていません。
とりあえずネコともごあいさつ

在宅での看取りについて

最後まで家で過ごしたい。
そういう思いがある方には、一人暮らしの方でも対応させていただいています。最後までよりそう診療のあいだには、その方の生きてきたすべてに出会うことになります。診察だけではない。わたしたちも試されています。最近は毎月一人ほどの看取りを行っています。
最後までよりそうというとき、私たちはせまい意味での医療に限らず、社会的な援助、その方の生き方への理解と、なにより人として真摯に向かいあわねばなりません。わたしたちにとっては常に学びの場でもあります。

在宅診療を希望される方に

訪問診療はあらかじめお約束をした方にだけ行っています。通院ができない方であれば、希望されればどなたにも対応しますが、きちんと責任を持って対応したいと考えていますので、訪問する地域を限らせていただいています。遠方では急な対応ができません。また外来に通院されるよりは診療費が高額になることからたいていの場合、医療費を軽減するために身体障害者手続きを行っています。不明な点はご相談下さい。
ネコとなかよくなった
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